豆の選び方

コーヒー豆は大きく分けて軽い味、マイルドな味、苦味の強い味、酸味が強い味があり、
豆の種類により味の違いが楽しめます。

近年では色々なコーヒー豆が買える様になりましたが、一番美味しい珈琲の条件は
鮮度です。

煎りたて(焙煎したて)の珈琲豆は「焼きたてのパン屋さんのパン」という感じです。
焼きたてのパンはコンビニなどのパンとは別物ですよね。
コーヒーも、そんな感じです。

せっかく、うちカフェで味わうコーヒーですから、美味しいコーヒーを飲んでいただきたいのです。
できるだけ煎りたての新鮮な珈琲豆を選んでください。


器具の選び方

コーヒーの器具は手で淹れる方法とコーヒーメーカーやエスプレッソマシーンのように機械を
使用して抽出する方法があります。
また、同じコーヒー豆でも器具の種類によりそれぞれの味わいが変わりますが、初めての方は
ペーパードリップという器具が使いやすいと思います。


珈琲の淹れ方

ここではペーパードリッパーを使用した、基本的な淹れ方のポイントをご紹介します。

よくテキスト本に「"の"の字」を書くようにお湯を抽出することが書かれていますが、初めてだと
うまくお湯が入れられないことがあります。
私もそうでした。

まずは、コーヒーの粉の中心にお湯を2滴くらい垂らしてみてください。
30秒くらいしたらまた継ぎ足しながらお湯を落としていくとコクがある、香り高いコーヒーが
抽出されます。

あとはお湯の温度が一番味の決め手になります。
沸騰したお湯は苦くなります。
使わないでください。
70〜80℃がベストです。
沸騰したお湯で一度カップを温めて、ドリップポットへ移し変えたお湯を使うと、だいたい
80℃くらいまで下がります。

このひと手間でぐっと!美味しくなります。
是非試してください。


うまく淹れられない、ちょっと面倒だな。という方へ

※ メリタ社のドリッパーは内側に入った筋がお湯の落ちる量や速度を調整してくれるため、
始めからお湯をいっぺんに入れてもほとんど味にぶれが出ない設計で作られています。
どうしても湯量の調整具合が難しいという方は、手始めにメリタ社のドリッパーから使用する
ことをおすすめします。


店の選び方

珈琲豆は日本茶と同じく、身近に購入できる飲み物です。
こだわりの珈琲専門店をはじめ、スーパーやコンビになどでも買うことができますが、
色々なコーヒー豆が並んでいるため、初めての方は特にどこで買おうか迷って
しまうのではないでしょうか。
そこで自分好みにあったコーヒー豆に出会う?ためのお店選びとして、それぞれの
お店の特徴をあげてみました。

■ スーパー・百貨店
棚に並んだ商品を買う場合、説明書きを参考にして購入するスタイルがほとんどです。
首都圏などの大手百貨店では工場直送や焙煎(煎りたて)したばかりの新鮮な
珈琲豆を扱っているところもありますが、多くは焙煎してからだいたい半年くらいの
賞味期限をつけて販売されています。
煎りたての珈琲の香りと新鮮さを保つため、コーヒーメーカー各社から包装されている
缶や袋にはさまざまな工夫がされています。
誰にでも受け入れられやすいブレンドが中心で手頃な価格の品揃えも豊富です。
が、説明書から味の判断をしなければならないため、どんなコーヒーか
想像しにくいかも知れません。

■コーヒーショップ
レジの脇にコーヒー豆を並べて販売しているスタイルがほとんどです。
特に外資系のコーヒーショップでは社内マイスター制度のようなシステムを設けているところが
多く、各社独自に自社製品においた珈琲豆の知識を深めているため、ある程度の専門知識を
持ったスタッフが対応してくれます。

ただ、外資系のコーヒーショップはエスプレッソベースのコーヒーを主体としているため、全体的に
深煎りの珈琲豆が陳列されている傾向が強いです。


■ 自家焙煎・珈琲専門店
ずばり、マスターと相性がいいお店を選ぶといいと思います。
なぜならオーナー好みのコーヒーが中心で、個人で営業しているお店ではだいたい、
マスターが焙煎から接客までするケースが殆どだからです。
専門性高く、珈琲豆は100g単位から色々な種類を選べるお店があります。
ただ、お店により豆の種類から価格まで、異なるため事前のお店情報収集を
おすすめします。

コーヒー豆売りのショップの中で、煎りたての新鮮な珈琲豆が購入できる確率が高いお店です。