東京では桜が咲き新茶が出回り、初夏を知らせるころですが、北国岩手ではようやく桜の開花宣言が発表されたばかり。
そんなころ、静岡では今日から新茶のセリが始まりました。
すでに種子島、九州、鹿児島あたりのお茶が出ていますが静岡の新茶が出て来るころ、新茶本番の時期を迎えます。
全国のお茶屋さんは1年で最も気合が入る時期でもあり「茶正月」とも呼ばれています。
今年は例年よりも寒い日が多く、今のところの出来はいまひとつといったところのようです。
今時期のお茶は早生になり数も少ないため、どうしても価格的に高くなってしまいます。
そのため、高めのお茶でも必ずしも「美味しいお茶」というわけではありません。
が、GWに迎える「八十八夜」摘みのお茶までに気温が安定してくれれば、1年のうちの一番美味しい時期に良いお茶が採れて価格も安定します。
まだ、これから心地よい日が続く東北地方の方は、そんな1年で最も美味しい日本茶を持って、お出かけするのはどうでしょうか?
そして日本茶好きの方はGW過ぎの新茶がおすすめです。