11月だというのに、まだ都心では木枯らしからはほど遠く。。。
でも、やはり季節がらコーヒーが美味しく感じられる季節です。
先日送られてきたコーヒー「カルモチュラル」はワインのような芳醇な香り、
甘さは今はなきブラジル・カルモシモサカ農場のものでした。
コーヒー豆の品種は近年目覚ましいくらいに新品種など多種多様なものが
飲めるかたわら、地球環境の変化などにより原種のコーヒーの樹が衰退しているのも事実です。
先日飲んだブラジルも今多くあるスペシャリティーコーヒーのブラジルとは格段に違う、ブラジル本来のしっかりとした味わい深さを持つコーヒーでした。
「ブラジルコーヒーて、こんな味なんだ」とカルモのブラジルを初めて飲んだときの思いは、今でもはっきりと覚えているほどに印象までも深く記憶に残っています。
暖かな11月。過ごしやすい傍ら、本当の美味しい食べ物の危機がそんな裏の背景にあることを、コーヒーを通して考えさせられたりします。