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コーヒーが美味しい季節です

白露が過ぎて、明日は十五夜。

朝晩は秋らしい岩手県です。

そして毎朝飲むホットコーヒーの味が日に日に美味しいです。

食には季節、気温により美味しく感じたりしますが、コーヒーも同じく。

真夏の猛烈な暑い日は水出しコーヒーが美味しく感じ、寒い冬は温かなコーヒーが美味しく、季節の移変わる秋もまた、美味しいです。

特に今の時期は、焙煎して1週間前後の豆と、80℃の温度で淹れたコーヒーは香りが際立ちます。

科学的な証明記録はないのですが、気温湿度の関係などがあると思われます。

「なんとく美味しい」と感じられる気持ち。大事ですね。

週末にどうぞ、なんとなく美味しいコーヒーを淹れてみてください。

今年も新豆が届きました。

いつも、楽しみにしているブラジルの新豆(初摘み)。

コーヒーの新豆は香りが大きな特徴で、初摘みならではの華やかな香りがします。

(モカの香りのようにはっきりとした独特な際立つ香りです)

味も煎りたての香ばしさとは違う、フレッシュ感が楽しめて、ニッチな?人だけが知るコーヒーかもしれません。

新豆はお米の新米と同じで1月過ぎてくると、いつもとかわらないブラジルコーヒーへと変化します。

そのため、12月中に味わえるのは貴重かつまれでもあり、12月に日本のコーヒーファンへ届けるのは実はかなり大変な(急ぎ作業)手続きを行いなわないと入荷できない逸品です。

コーヒーハンターと仕事をしているとき、ブラジルのカルモミナス州に住む農園のおじさんから「今年もとれたよー、まだ仕事してるの?日本は夜でしょ?」なんてスカイプで夜話していたことが、懐かしいです。

先週、コーヒークリスマス会を我が家で行い、コーヒー好きの友人達に飲んでもらいましたが、大好評でした。

私は鼻があまり良くなかったためなのか、届いたばかりなのか、焙煎したての香りしか感じられず、3,4日目にやっと新豆らしい香りを楽しむことができました。

味と香りが変わらないうちにと、ほぼ毎日飲んでいます。

そんなブラジルコーヒーは今年、7月におきた寒波と霜の被害も聞いていたため、入荷が遅れる?かと思っていましたが、だいたい8月くらいにはコーヒー豆の収穫が終わるため、今年はあまり影響はないとのこと。

しかし、来年以降は大きなダメージが予測されています。

コーヒーの価格はブラジルコーヒーが基準にもなっていることから、コーヒー豆の全体の価格が上がるということが明確で、私も個人的に色々とお世話になった、日本コーヒー大手UCCが9月から値上げをしたのを、ご存知の方も多いと思います。

そして来年度はこの新豆が飲めるかどうか…

ますます貴重です。。。

私が愛飲しているブラジルノーボ(新豆)はこちらのお店の珈琲豆です。

INTERZ

INTERZ(インターズ)
住所 〒024-0061岩手県北上市大通り4丁目4-1サンシャイン81-101
TEL/FAX 0197-65-1787
営業時間 11:00~19:00頃
定休日 火曜日・水曜日駐車場 

お店紹介でちょっと、かっこいい掲載を見つけたため興味のある方はこちらもご案内まで

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コーヒーの花のかおり

昨日から岩手にある自宅では今年、2回目のコーヒーの花が咲いています。

明けがたから咲き始めたコーヒーの花は、ジャスミンのような上品でほのかに甘い香りがします。

以前、ブラジルのコーヒー農園のおじさんたちから「コーヒーの花が一面に咲くとジャスミンのような香りがして見事だよ。でも香りがするのは数時間で花の香りを楽しめるのは一瞬なんだよ。」と聞いたことがあります。

我が家のコーヒーの花も咲きはじめが一番はっきりとした香りがします。

コーヒーの仕事をしていても、コーヒーの花や実を実際に見る機会は以外に少なく、話しでしか知ることができない方も多く、ちょっと得した気分になります。

昨年までは我が家で収穫したコーヒーの実をコーヒー教室などで実際に生徒さんに、見ていただけましたが、今年も紹介できる機会があれば良いのですが。。。

そしてこの花が咲き終わると、岩手で夏が始まります。