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いい夫婦の日に美味しいコーヒーを

今日は「いい夫婦の日」。

先日、いわて生協主催のママさん講座ではこの日にちなんだ講座を行いました。

http://blog.snet.coop/kosodate/?p=27221

「いい夫婦の日に美味しいコーヒーを淹れよう」

基本の抽出講座とフードペアリング。(フランス語でマリアージュ♡)

 

このイベント、10年以上前から企画していたも。

今は子育てしながら実現させてもらえる場を与られていることに感謝です。

 

好きなひととお付き合いしている間柄だと何気ないこともすべて特別なことだったりしますが、結婚して夫婦になると何気ないことが毎日当たり前になりワクワク感も薄らいでいくなか、こんな記念日でお互いを見直すのっていいな。。。と思えちゃったりします。

なので「なおさんのコーヒー講座」をきっかけに、大切にしたい人へ美味しいコーヒーを淹れてあげられる人が増えればいいとの思いでの企画です。

特別なものは用意する必要はなし。

いつも通りのコーヒーを「いつもよりも美味しくなれ!」と丁寧に淹れてみてください。

そして、そのコーヒーにあうお菓子があればよりgood!

何気ないいつものコーヒーにお菓子を添えることできっと特別な記念日になるかもです。

おすすめはモカシダモ×塩大福

ブラジル×練り切り餡、栗ようかん

マンデリン×ビターチョコ菓子

カフェオレ×きなこ菓子。。。などなど

どんなコーヒーと組み合わせるか、ワクワクして二人で味わうのって楽しいです。

 

 

 

カルモシモサカ、ナチュラルを飲んで思うこと

11月だというのに、まだ都心では木枯らしからはほど遠く。。。

でも、やはり季節がらコーヒーが美味しく感じられる季節です。

先日送られてきたコーヒー「カルモチュラル」はワインのような芳醇な香り、

甘さは今はなきブラジル・カルモシモサカ農場のものでした。

 

コーヒー豆の品種は近年目覚ましいくらいに新品種など多種多様なものが

飲めるかたわら、地球環境の変化などにより原種のコーヒーの樹が衰退しているのも事実です。

先日飲んだブラジルも今多くあるスペシャリティーコーヒーのブラジルとは格段に違う、ブラジル本来のしっかりとした味わい深さを持つコーヒーでした。

「ブラジルコーヒーて、こんな味なんだ」とカルモのブラジルを初めて飲んだときの思いは、今でもはっきりと覚えているほどに印象までも深く記憶に残っています。

 

暖かな11月。過ごしやすい傍ら、本当の美味しい食べ物の危機がそんな裏の背景にあることを、コーヒーを通して考えさせられたりします。

 

今年最後のコーヒー教室

記録的な暑い夏を終えて、北東北岩手はすっかり晩秋にさしかかり、家から見える岩手山は雪をかぶりはじめました。

連打に実をつけたハワイコナのコーヒーの樹もなんとか、冬を前にまだ頑張って実をつけています!!!

 

そんな中、今年のコーヒー教室も最後の企画となりました。

http://blog.snet.coop/kosodate/?p=26427

(今年もコーヒークリスマス会、企画できずごめんなさい。)

私にとって、コーヒー教室の場を提供いただいていることは毎回、大変ありがたく思うばかりです。

日頃の生活の中でちょっと敷居が高く思われがちな、うちカフェを子育て中のお母さん達を中心に、身近に感じてもらいたく、きっかけの場をいただけていることに感謝です。

コーヒーを通して、少しでも楽しい時間を過ごせてもらうことをコーヒー教室では考えており、集まってくださる方達へ伝わるといいなとの思いは、3年目の今年も変わらずでした。

11月13日のコーヒー講座は「いい夫婦の日に美味しいコーヒーを淹れるコツ」です。

当日は、今ちょっと話題のフードペアリングもやります。

コーヒーとお菓子のマリアージュ。

ご参加予定の皆さま、楽しみにお待ちくださいませ。

 

日本式のコーヒー

スペシャリティーコーヒーが定着してここ10数年の間、おしゃれなカフェが飛躍的に日本には増えました。

そして日本にも技術の高いバリスタが年々進化したり、美味しいコーヒーが飲めるお店が全国にひろまりました。

が、喫茶店という括りでのお店はその代わり姿を消しているのも事実です。

何が違うかというと、わかりやすいのがコーヒーの淹れ方でしょうか。

カフェスタイルですとエスプレッソやアレンジコーヒーなどマシーンを使い高温でコーヒーを淹れる方法が主体です。

喫茶店ではハンドドリップスタイルが多くみられるのが主な特徴でしょうか。

今やハンドドリップもサードウェーブとブームを巻き起こした「ブルーボトル」の進出によりカフェでも飲めるようになりましたが、こちらは日本の喫茶店がモデル、元祖。

丁寧にコーヒーをいれるところは日本茶にも通じる作法で、日本式のコーヒースタイル。

秋深まる今日このごろ。

うちカフェブームもジワリ。

簡単に早くもありですがハンドドリップで本当の美味しいコーヒーを一人でも多くの人に体験してもらいたなあ。

ネルドリップ。こちらは日本人にあう本当の美味しいコーヒーとしておすすめの器具です。

来年のコーヒー教室ではネルドリップを推進します。

コーヒーの日で思うこと

今日盛岡市内の百貨店地下にある地元のコーヒー屋さん「ハタヤ」さんでコーヒーを飲みました。

そこでは10月1日「コーヒーの日」にかけたイベントで〝モカ祭り”を開催。

モカはコーヒーの原点。

日本人に人気のコーヒー。

「色々なモカが手頃に飲める企画内容はいいな」などと、感心しながら飲んでいると、ふとしたことに気がつきました。

飲んでいる人、注文している人を見ると70代前後のお客様が多く男性女性が半々の割合。

皆さん、とてもコーヒー好きな様子。

さすが岩手県は全国でもコーヒー好きな県5位にランクインするだけあります。

そして何よりも紙カップで提供される安いコーヒーでなく、本当の美味しいコーヒーを求めているようにも見えました。

そんな光景を見て、「本当に美味しいコーヒーを届けたい」一心で世界中を駆け巡りる人たちに出会い、コーヒー豆を作る人に出会い、そして私もそんな人たちと一緒に仕事をさせていただいていたことを思い返し、「本当に美味しいコーヒーを届ける」意味が少しだけ理解できた感じがしました。

まだまだこれから。

私ができそうな「本当に美味しいコーヒーを届ける」仕事の挑戦はこれからまだまだありそうです。

一人でも多くの方に日本人に合う、美味しいコーヒーの飲み方を知ってもらえたらいいと思える記念日になりました。