3月のカフェタイム
2019年
先日のNHK「チコちゃんに叱られる」で雛まつりのうた「うれしいひなまつり」の作者、サトウハチロ―先生が取り上げられていました。サトウハチロ―先生が岩手県北上市の出身の方とは知らなく、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られるところでした。
そんな縁深き雛まつり。
岩手県はこの時期になると「雛まんじゅう」というものが、あちらこちらで見かけるようになります。
「まんじゅう」というよりも大福で、お餅の中にあんこがはいった和菓子で、見た目が色鮮やかでとても可愛らしいのが特徴です。
地域によりカラフルな花の形をしたものやウサギや桃をかたどった餅菓子は、和菓子屋さんはじめ、産直やスーパーなどで販売されます。
今年、私が選んだのは河童伝説で有名な、遠野でつくられた「雛まんじゅう」。
チコちゃんより1歳違いの4歳の娘にせがまれつつゲットしました。
こちらの雛まんじゅうは3月3日のお雛さまのときに、子供達が「おひなさん、おみせってくなんせ」と言って家々の雛人形を見て歩き、お雛さまを拝んでは「ひなまんじゅう」をもらうのが風習となっていたそうで、お雛さまの前日には子供達や親戚に配るために多くの「ひなまんじゅう」を作っていたものが受け継がれているようです。
■おすすめお菓子×コーヒー
「雛まんじゅう×メキシコ」
飲みやすいマイルドコーヒー:メキシコ
ブラジルやブルーマウンテンに並び、飲みやすいコーヒーです。
あまり見かけない種類のコーヒーかもしれません。
スペシャリティコーヒーが流行る前までは、主にドイツなどで販売されていることが多く、日本への輸入量は他のコーヒー豆に比べ少ないコーヒーでしたが、近年では個人のコーヒー豆屋などを中心に見かけることが増えてきました。
先日、盛岡市内にある個人焙煎+喫茶店で、メキシココーヒーのデカフェをいただきました。
デカフェは香りが少なく、味も薄いという印象であまり良いイメージを持っていませんでしたが、ここのデカフェは
コーヒーの味わいがしっかりしており、美味です。
たぶん、はじめて「美味しい」と思えたデカフェでした。
そんなメキシココーヒーは「軽すぎず、苦過ぎず」という印象のコーヒーです。
香ばしい煎りたてのかおりを楽しんでほしいコーヒーのため、出来るだけ個人ロースターのお店で購入することをおすすめします。
デカフェ・メキシココーヒーが飲める盛岡の喫茶店
いなだ珈琲舎
https://inadacoffee.com/?id=access