4月のカフェタイム
北東北に位置する岩手県は、もち米や雑穀の生産が盛んなところです。
もち米などを使った、地方ならではの伝統的な郷土菓子が数多く受け継がれています。
こちらでは毎月、岩手ご当地スウィーツと珈琲をセレクトしたものをご紹介していきます。
お花見シーズンの4月はありそうで見かけない、ごく限られた地域だけの串団子。
盛岡の醤油だんご
シンプルな醤油だけをくぐらせた串団子です。
小さめのお団子が5個、串に刺さっている小ぶりで食べやすい大きさです。
古い団子の製法でつくられ、味付けは醤油のみ。
1日で乾いてしまう理由から、食文化的な広がりは難しく、岩手県内でも盛岡市中央近辺
のみで作られています。
食べられている地域は南部藩としての外部(県の南)に行くほど醤油団子は見かけません。
盛岡周辺でしか味わうことができない、岩手県内でもごくわずかな地域限定の串団子です。
ブラジル(カルモシモサカ)コーヒー
シンプルな醤油団子にはクセのないまろやかなブラジルコーヒーがおすすめです。
ブラジルコーヒーは日本人に馴染み深い珈琲のひとつです。
中でもカルモシモサカ(商品名)というブラジルコーヒーは、福島県から移民した
下坂さん(シモサカ)から由来しています。
ブラジルのカルモドパラナイバー市という所で育てているところから名づけられています。
「日本の皆様へ美味しく飲んでもらいたい」
そんな思いが込められたコーヒーは日本人向けに作られているため、和風な食べ物との
相性がよいコーヒーです。
「醤油だんごに珈琲が合うの?」と思われている方は是非試してください。
カルモシモサカが買えるオススメ店はこちら