7月のカフェタイム
北東北に位置する岩手県は、もち米や雑穀の生産が盛んなところです。
もち米などを使った、地方ならではの伝統的な郷土菓子が数多く受け継がれています。
こちらでは毎月、岩手ご当地スウィーツと珈琲をセレクトしたものをご紹介していきます。
夏至、小暑、大暑へと節気が移りかわる7月。
夏本番到来の今月は、季節ならではの枝豆を使った『ずんだプリン』をご紹介します。
ずんだプリン
ずんだとは、枝豆をすりつぶして作る緑色のペーストのこと。
東北を代表するおやつとして親しまれ、岩手南部、宮城、山形などの伝統的な郷土料理としても用いられます。
今回紹介する『ずんだプリン』は、銀河高原食品で作られているもので、フタを開けた瞬間に枝豆特有の青豆の香りが広がる、爽やかなプリンです。
プリンに使う牛乳は、地元産の岩泉乳業の低温殺菌牛乳のみを使用。上品なミルクと枝豆のコクが合わさり、他にはない風味を楽しめます。
暑くなってきた時期、冷たく冷えた『ずんだプリン』で、旬の枝豆を味わってみてはいかがでしょうか。
『ずんだプリン』は、盛岡駅に隣接するビル(フェザン)の地下1階、“とつか”という果物屋さんで購入できます。
夏の帰省土産にもオススメの一品です。
ケニア
サッカーワールドカップに少々ちなんで、アフリカ産のコーヒーを選んでみました。
スペシャリティ−コーヒーが流行りはじめてから評価が高いアフリカ産は、百貨店系のスーパーや
コーヒーチェーン店でも買える身近なコーヒー豆になりました。
なかでもケニアのコーヒー豆は、華やかなコーヒーの香りとしっかりした味わいが特徴です。
後味がすっきりで日本人でも比較的飲みやすいこのタイプは、濃厚な後味のずんだプリンによく合います。
深煎りのケニアコーヒーはキレの良いアイスコーヒーが楽しめるため、日々移り変わる気温に合わせて
ホットやアイスコーヒーで味わうこともできます。
夏の暑い日はいつもとは違ったアイスコーヒーに、季節ならではのプリンを添えてみてはいかがでしょうか。