11月のカフェタイム
北東北に位置する岩手県は、もち米や雑穀の生産が盛んなところです。
もち米などを使った、地方ならではの伝統的な郷土菓子が数多く受け継がれています。
こちらでは毎月、岩手ご当地スウィーツと珈琲をセレクトしたものをご紹介していきます。
11月に入り、気がつくと既に暦では立冬と呼ぶ季節を迎えてしまいました。
遅くなりましたが今月のカフェタイムです。
婚礼の多い11月は、おめでたい、そして可愛らしいお菓子をご紹介をいたします。
ミニ夫婦かもめの玉子
かもめの玉子は、饅頭に黄味餡が入ったものにホワイトチョコをコーティングした、
岩手を代表する人気の銘菓ですが、ミニ夫婦かもめの玉子はその引き出物バージョンです。
ここでかもめの玉子の歴史をちょっと紹介してみます。
1951年に岩手県三陸の大船渡にあるお菓子屋さんで誕生したかもめの玉子。
1964年にはホワイトチョコをコーチィングし、今の形になった歴史ある岩手の銘菓です。
そのかもめの玉子の引き出物は、フタを開けるとかもめの親子が箱に入っている可愛らしいものです。
しかもちょっと大きめで、東京銘菓の「ひよこ」に近い感じです。
引き出物のかもめの玉子「ミニ夫婦かもめの玉子」は、受注生産のためか出来立てのふわふわした柔らかなお饅頭の美味しさが
楽しめます。
店頭販売ではない分、特別感もあり贈り物には喜ばれそうです。。
もちろん、下記HPからの注文もできます。
http://www.saitoseika.co.jp/item_detail/itemId,9/
婚礼以外でも、何かと御祝いごとが増えるこの時期におすすめしたい岩手のお菓子です。
クリスタルマウンテン
キューバ産のコーヒー豆です。
カリブ海を代表する良質な豆ともいわれています。
確かに見た目は、ブルーマウンテンに似た大粒でふっくらと煎りあげているものが多いです。
たまに「ブルーマウンテンブレンド」と名前をつけられ、ブレンドコーヒーに使うこともあるぐらい、
ブルーマウンテンに味も似ており、バランスがとれていているため、日本人好みのタイプです。
日本からの豆の買い付けも多いです。
ソフトな味わいコーヒーは、お家で淹れる時はお湯の温度を80℃くらいまで下げて抽出してみると、
より苦味が抑えられ、まろやか珈琲が飲めます。
くせがなく柔らかな味わいが楽しめるコーヒーには、和菓子だけど洋菓子の要素をもつ
かもめの玉子がマッチングします。